未完のトリック

スケートボードのトリックの参考にはなりません

ミニクルーザーセットアップ思い出話

f:id:ISUZU_SK8:20210126165808j:plain

 

前回ミニクルーザーについて書いたときにも記しましたが、今現在はペニー22インチにたまに乗るくらいで、ミニクルーザーに乗る時間はめっきり減ってます。

 

mojisk8.hatenadiary.jp

 

しかし、この3年くらいは、実によく乗りました。毎日のように乗りました。乗るのは休日が多かったけれど、仕事の日でも帰宅してから、近所のコンビニに行くためにも使ってました。乗る回数だけなら、自転車より多かったと思います。

 

ミニクルーザーでクルーザーの楽しさを知り、クルーザーの楽しさからスケボーに取り憑かれました。ミニクルーザーに乗ってなかったら、こんなにもスケボーは続いてなかったかもしれません。

 

乗っていると、自分の力量はさておき、乗り心地というか、思いのままに動くクルーザーにしたくなっていきました。

 

BMWのキャッチコピーでありましたよね「駆け抜ける喜び」。あれです。スケボーで自分だけの駆け抜ける喜びを追求したく、セットアップを試行錯誤しました。

 

デッキのコンケーブ。微妙なものなのだけど、パンピングの際の足の引っかかりが、長時間になってくると気になってくる。

 

踏み込んだときの曲がりかた。踏み込んだときの反発力。この辺はブッシュが大きく影響します。

 

踏み込んだときのカーブの粘りかた。ここはトラックの幅ですね。

 

プッシュの際の蹴り出し軽さ、重さ。ウィールの大きさで変わってきます。

 

交換できるパーツというと、デッキ、トラック、ブッシュ、ピボットカップ、ウィール、ベアリングといったところでしょうか。

 

くれぐれも断っておきますが、自分はたいしたことはできない。してない。クルージングをただただ楽しんでいただけの技量しかないので、「駆け抜ける喜び」と言ったって、どこまでいっても、初心者が心地よさにフォーカスしたセットアップです。

 

そして結論を先に言ってしまうと、乗り心地というのも乗る人の体型や身体の動かし方、パーツの組み合わせなど、数多くの要素で決まってくるので、セットアップに正解はないです。あくまでも、体型伸長170センチ、体重65キロ程度の人間のある種の好みが反映されたセットアップだと思ってください。

 

あ、でも、もし今スケボーを始めようとしていて、ミニクルーザーを検討している人は、ペニーやセクター9なら、完成品を買えばとりあえず間違いないと思います。

 

どちらも完成品を使いましたが、両メーカーなら各パーツもしっかりしてるし、乗り味に満足できなくなってきたら、パーツごとに交換してグレードを上げていくことも可能です。

 

選択肢が多すぎると買えなくなりがちなので、経験からの私見ではありますが、ミニクルーザー選びにおいては、ペニーかセクター9に絞れば大きな失敗はないと思っています。

 

反対に、ノンブランドの安物(3,000円くらいでWEBショップにある完成品)は、長く乗るには作りが頼りないです。デッキはすぐ割れました。とはいえ、ペニーはその6倍くらい高いですから、ミニクルーザーってどんなものかの確認用として買うならありかもです。

 

でも。それならメルカリでペニーの中古を買うほうがいいと思いますね。ペニーなら、今の相場だと7千円以上出せばゴロゴロ出品されてますし、仮に自分に合わなくても、7千円くらいで出品できます。

 

おっと、セットアップから話がそれました。

 

これまで使ってきたデッキやトラックやブッシュやウィールやベアリングを、順番に紹介していきたいと思います。またあらためて。🛹

 

item.rakuten.co.jp

 

 

 

 

 

 

スケボーのケガの応急処置――アイスノンの代わりに

先日プロテクターのことを書いた矢先に、ケガをした。

mojisk8.hatenadiary.jp

 

ショービットの練習をしてた。止まったままなら、3回に2回は成功しはじめてきてる。楽しい。跳んでは回し、跳んでは回し。トリックが出来るのはこんな楽しいのか。

 

いい調子で回してたその時。

 

デッキの回し方が悪かったのか、着地がまずかったのか、前足(レギュラースタンスなので左足)がノーズを踏み込んだ。

 

となるとテールが上がる。

 

上がってきたテールが右足のスネのてっぺんというのか膝の真下を直撃した。

 

フラットでの慣れてきてるトリックの練習だったので、付けてたプロテクターはリストガードだけ。

 

デッキを打ち付けた痛みで、うずくまるほどではないけど、痛みが引くまでしばし休憩。スマホradikoでナイツのラジオを聴いて過ごす。

 

しばらくすると痛みもだいたい収まってきた。たいしたことないんだ。さあ練習再開。

 

ショービットも回すほど、バチッときまることが多くなってきて、これまた楽しい。勢いよく回ってきたデッキを前足が剛速球を受け止めるキャッチャーミットばりにキャッチする。そろそろ滑りながらもできんちゃうん、と自信もついてくる。

 

という時に、またまた着地に失敗というのか回すのに失敗というのか、前足がノーズを踏み込む。テールが跳ねる。同じ場所を強打する。休む。さっきより痛みが続く。ワイヤレスイヤホンでナイツのラジオを聴いて過ごす。いつのまにか痛みは引いている。この時は全然大したことなかったんです。この時は。

 

そんなこんなで休み休み練習し、充実感を覚えて帰路につく。自転車を30分漕いで、スーパーで買い物して、一休みすることもなしに台所で料理をして、缶チューハイをあけて肉じゃがをつつく。台所になにかを取りにいくために椅子から立ち上がろうとすると、膝下に激痛が。

 

あれー、と思って見てみると、ひっくり返したスピーカーのコーンのように膝下が見事に腫れ上がってる。痛いはずだわ。てかこんなに時間が経ってから痛みや腫れって出てくるの⁉

 

膝が曲げられずまともに歩けない。スマホググると応急処置は、アイシングらしい。

 

ほうほうの体で台所まで行くが、家にアイシング用のアイスノンとか常備してない。まいったけど、なにもしないままだと回復に時間がかかるのも嫌だし、なにかないかと冷蔵庫を探すとありました。

 

f:id:ISUZU_SK8:20210126110802j:plain

冷凍ご飯(笑)。

 

一番冷えるのがこれなので、タオルに巻いて痛みにあてる。

 

ところが、冷えることは冷えるんだけど、形状的に患部に一致しない。あたりまえですわな。

 

困ったな、ってんで、どうしようか考えて、とりあえず水道水をゆるめに絞ったタオルをジップロックに入れてインスタントアイスノンを作ったところ、これが悪くなかったです。

 

f:id:ISUZU_SK8:20210126110824j:plain

色合いから薄切り肉に見えてしまいますが(笑)、オレンジ色のタオル

 

本家アイスノンほど保冷力はない患部の凹凸にもフィットするし。何度か水を絞り直して使ってみて、今は氷を数個包んでます。

 

ジップロックフリーザーパックってやつでサイズはSです。薄手のスポーツタオルなら大きさ的にちょうどいい感じです。

 

スケボー用品というと、デッキやウィールばかりに目が行きがちですが、ケア用品も揃えとくにこしたことはないですね。ムラスポでも扱ってくれたら売れそうだけどアイスノン。あるいはジップロック。🛹

 

item.rakuten.co.jp

 

item.rakuten.co.jp

プロテクター付ける派 その1

f:id:ISUZU_SK8:20201230195913j:plain

プロテクターについては意見いろいろですよね。

 

「付けるとダサい」分かります。

 

「付けないと危ない」よく分かります。

 

「付けるけどほんとは付けたくない」分かります、分かります。

 

「付けないけど、見た目が付けてないように見えるなら付けてみたい」ですよねー。

 

YouTubeInstagramでも、プロテクターを付けずに命知らずなスピードでステアを飛んでいく姿はかっこいい。

 

ボウルでドロップインしてから地面に吸い込まれたかと思いきや、瞬く間にてっぺんまで舞い戻ってくる。そして、またまた底に向かって突っ込んでいく。肘当ても膝当てもヘルメットもない。Tシャツと髪の毛だけがひらひらしてる。かっこいい。

 

かっこよさはかっこよさで憧れはすれど、自分の能力と年齢を振り返ると、プロテクターを付けないという選択肢にはなかなかなれない。付けないときは、慣れ始めたフラットトリックの練習のときとクルージングのとき。逆に言うと、それ以外のスケボーでは、基本プロテクターを付けるようにしている。

 

プロテクターを付けるときも、滑り方によっていろいろ。

 

ミニランプで滑る場合は、膝、肘、手首にヘルメットのフル装備。最近ヒップガードも買ったが未使用なので、使い勝手は分からない(近いうちに書きます)。

 

フラットトリックの練習で、まだ慣れてはきていないトリックの練習をするときにはリストガードは必須。ヘルメットは練習内容に応じて。強気でトリックに挑戦する日にはヘルメットを被る。身体を慣らす程度なら、リストガードだけ。何も付けない日もあるが、そういう日に限ってまくられてふっとんで地面に突っ伏す。そんなもんだ。

 

坂下りをするときは、フル装備の内容で、手にはリストガードではなくスライドグローブに変わる。

 

表にすると、こんな感じですね。

 

  クルージング フラット ランプ
ヘルメット  
リストガード    
スライドグローブ      
エルボーパッド    
ニーパッド    


えらそうにクルージング〜坂まで書いてますが、満足にできるトリックありませんから(笑)。なにせタイトルが『未完のトリック』ですから。羊頭狗肉にならぬよう未完で居続けるよう頑張ります(なにを?)。

 

ことほどさように、プロテクターと一言で言っても、使うシチュエーションによっていろいろで、この図ならば、最近は真ん中の2つ「フラット」と「ランプ」で滑ることが多い。となると出番が多いのはリストガードになるんですな。

 

リストガードで使っているメーカーはバレット。サイズ感や、使ったあとの手入れの方法についてはまた次回につづく。あくまでも自己流だよん。

 

ドロップインという飛び込み

f:id:ISUZU_SK8:20210116080856j:plain


はじめてのランプ経験は以前ブログに書きました。今日はその続き「ドロップイン」について書きます。

mojisk8.hatenadiary.jp

 

パンピングは、初日でなんとなく身体の動かしかたは分かったものの、身体の動きがぎこちない。斜面を上がりきることができない。行ったり来たりを繰り返してるうちに、使い慣れていない筋肉が疲れてきて、ふとしたはずみにバランスを崩してまくられる。転倒。

 

それでも。

 

往復回数が伸びてきたり、斜面を上がる高さが伸びてくるのは楽しいものでした。

 

しかし。

 

他のトリックを練習しててもそうだと思うんですが、やってて飽きてきちゃうんですよね。できもしないのにいつしか。できもしないから飽きてくるのか。なんにせよあきる。

 

スケボーに限らず、あきてくると要らんこと考えますわな。

 

「ドロップインできるんちゃうか」と。

 

YouTubeで繰り返し見ているのと、自分が出来るってことの間には、果てしない距離がある。さすがに超絶難いトラックなんかは冷静になって、自分はここまでしかできないから不相応、と判断できるんですけど、不惑と呼ばれる年齢になっても「いや、できるやろ。やろうとせえへんかったら、いつまでもでけへんやろ」と魔が差す。ありますわね。

 

パンピングをやめる。

デッキから降りる。

ランプの高いところに上がる。

見下ろす。

高い。

怖い。

これは崖じゃないか…。

 

たかだかデッキの全長よりもまだ短い高さ(約60センチ)なのに、登って上から見下ろすと、ランプの底は、海より深いというのか空より高いというのか。くらくらしてきます。

 

まじでこんなところから突っ込むのかよ! 

 

しかし俺やるって決めたしなー。この勢いを大事にしないと、いつまでも始めないよなー。この勢いを大事にしないと、守りにばっか入っちゃうよなー。YouTubeで繰り返し見てたし、大丈夫だろ。

 

一度根拠なき自信に囚われたら、痛い目に合わないとまともな判断が出来ない、というのは今だから言えることなので、このときは熱に浮かされたようにまともではない。

 

コーピングにテールをかけて、何度かは怖さに膝がすくみ止めようとしたものの、ついに意を決してえいっとばかりにノーズを踏み込んだ。はずだった。寸前にびびってた。

 

あ、しまった。

 

後ろ足重心になっちゃってテールを踏み込んでる。

 

斜面に接したテールから滑り落ちていく。

 

足元が崩れ、バランスを崩した身体は重力のなすがまま。

 

俺は転ける。

 

太ももの上のほう、足の付け根の外側を強打。

 

少し遅れて頭もぶつける…あーあ…。

 

すっ飛んだデッキが衝突してる音が耳に届く。

 

ここでようやく気づく。無理は禁物だと…。

 

このあと、ドロップイン成功までには、幾日も要するのですが、その過程で自分なりのドロップイン練習方法を見出しました。フラットでも練習しておけば、このあとの数限りない転倒も防げたのにと思います。また次回に。

2020年、買ってよかったスケボー用品

f:id:ISUZU_SK8:20201230195359j:plain

砂辺のブランクデッキとSM BLANKSのウィール

 

住まいの近場にスケボーショップがあれば、いろんな情報が手に入る。

 

ローカルスポットに仲間がいれば、情報交換もできる。

 

しかし、自分の場合、近所にショップもなければ、一人でスケートしてるので、リアルに情報交換するってことがなかなかありません。スケボー用品についても、ネットで購入しては、自分で使い勝手を確かめるばかりです。でもきっと、そういう人も多いですよね?

 

というわけで、今回は、今年買ってよかったスケボー用品をご紹介します。

 

オーリー練習中の40代ですので、初心者向けのおすすめだと思ってくださいね。

 

【デッキ】

スケートボードショップ砂辺のブランクデッキ!

item.rakuten.co.jp

 今年3枚買いました! 8.0インチと8.25インチを2枚です。

オーリーもまともにできないので、他のメーカーとの厳密な比較はできないのですが、初心者として使う分には、アンタイヒーローやミニロゴのデッキと変わらず使えています。8インチは近場のスポットでの練習用に。8.25はランプでの練習用に。今年は新型コロナの影響で、春から秋頃までスケボー用品の入手がとても大変だったので、もう1枚の8.25はストックです。

 

【ウィール】

SM BLANKS 52mmソフトウィール!

store.shopping.yahoo.co.jp

前述の8.0インチデッキに使用しています。

 

近場のスポットまでのプッシュでの移動時、ウィールの硬度が99でもかなり喧しいんですよね…。住宅街を突っ切っていくのに、さすがに気が引けるなと…。しかし、トリックの練習に使うには、小径ウィールが欲しい。OJ Wheelsも評判はいいのですが、55mmからで、幅もやや広い。オーソドックスなハードウィールの形状で探していて見つけたのがこのウィールでした。

 

アスファルトのプッシュの音量は、さすがに硬度78のソフトウィール並とは言いませんが、ハードウィールに比べると相当抑えられています。これを使い始めるまで、家からスポットまではスケボーを抱えて徒歩移動していました。今はプッシュで移動しています。

 

30時間くらいプッシュとオーリーの練習を中心に使って51mmは残っています。まあまあ強度もあるんじゃないかと。

 

【プロテクター】

バレットのリストガード!

※ムラサキスポーツの店頭で購入。

f:id:ISUZU_SK8:20201230195913j:plain

 

ずっと使ってたリストガードがくたびれてしまったので買い直しました。いろいろなメーカーからも発売されていますが、NHSの傘下(サンタクルーズやインディペンデントもNHSです)ってことでバレットにしました。

 

自分の手のサイズは手首から中指の先端までで18.5センチです。サイズはLを買いました。

 

夏場にLサイズを使っていると少し大きいと感じていました。しかし、冬場になると、手袋をはめるなら、Lサイズでよかったと思っています。夏場でもLで使えないというわけでもないですし。

 

買ってそうそうに一部縫製がほつれました…。コニシのボンドで補強して今は問題なしです。

 

というわけで今年買ってよかったスケボー用品3点でした!

 

 #買って良かった2020

理想の曲がりを求めて――ウィールベース編 その1――

f:id:ISUZU_SK8:20201228223026j:plain

パンピングやクルージングばかりをしていた頃、スケボーの曲がり具合を工夫するのが楽しみでした。荷重移動に対するスケボーの挙動が思い通りになっていくと、スケボーが身体に組み込まれたような満足感がありました。

 

トラックの構造(TKPかRKP)や、トラックメーカーの違いによって曲がり具合も違ってきますが、自分の手の届く範疇で調整もできます。スケボーの楽しみ方の一つだと思います。

 

一番簡単なのは、キングピンナットを締め上げるか緩めるか。

 

締めると曲がりにくくなり、緩めると曲がりやすくなります。踏んだときの感触を硬くするのか、軟かくするのかの調整ですね。

 

自分は、ブッシュの入れ替えや、このあとに述べるトラックホール増設で曲がりの調整をしてきましたが、ナットの調整だけでも硬軟の幅は調整できます。

 

ただ、キングピンナットを緩めて柔らかくすると踏み込んだ時に曲がりやすくなるんですが、戻ってくる力が弱いです。踏み込んだら踏み込んだまま。ぐにゃっとした感じです。直進安定性もなくなります。

 

反対に硬くすればまっすぐ滑りますけれど、踏み込んでも曲がらずに、レールに乗ってるような単調さです。極端に言うと。

 

思い通りに踏み込んで曲げられる。跳ね返ってくる力も「そうこれこれ!」ってのにしたい。そうなると、キングピンナットの調整だけでは、単調な調整しかできないので、追いつきません。

 

曲げやすくしたいけど、跳ね返りの力も欲しい。旋回性能ももっと欲しい。

 

曲がり具合の感触を変えるなら「ブッシュ」を交換するのが一般的かと思います。ショップにもボーンズやインディなど、いろんなブッシュが並んでますよね。ブッシュについても語りだすとキリがないのでまた今度にします。

 

旋回性能を変えて小回りを効かせたいなら、ウェッジライザーを挟むのも一つの方法です。斜めになったライザーパッドで、デッキとトラックの間に挟んで取り付けます。

 

そしてあまり一般的ではない方法ですが、今回紹介するウィールベースの長さを変えてしまう方法もあります。トラックホールを増設して、ウィールベースを短くする方法です。

 

どうやるかっつーと、ドリルでデッキに穴を開けるだけです(笑)。実際に開けたものが冒頭の写真だったり、下の写真ですね。

f:id:ISUZU_SK8:20201228223137j:plain

ノーズ側のトラックホール増設

 

f:id:ISUZU_SK8:20201228223220j:plain

テール側のトラックホール増設

この写真のBonzing"Stilj"は、もともとのウィールベースが長く、自分の脚力では大きな弧を描くような曲がり方しかできませんでした。自分としてはもっとチャキチャキ曲がる乗り方がしたい(そもそもそれだったら、このデッキを買うことが間違いなんですが…)。

 

とは言え、そこまで分かって買っているわけでもないので、理想の曲がりを求めてトラックホール増設にたどり着きました。

(この稿続く)

大好きミニクルーザー

 

f:id:ISUZU_SK8:20201222113401j:plain


スケートボードを始めてから、一番長い時間乗ってるのはミニクルーザーになると思う。当ブログでは、全長28インチ未満のデッキをミニクルーザーとしておく。

 

この夏(2020年)からランプを始めたり、オーリーの練習も目標を決めてするようになってきたけれど、それまではクルージングをしてる時間が一番長かった。

 

ソフトウィールで家の前からすぐ乗れるのが良かった。風切って滑るだけで爽快感に洗われて、気晴らしになった。

 

散歩がてら近所をうろうろ。

 

自転車の変わりの移動手段で買い物に。

 

直線道路で最高速チャレンジに。

 

プッシュとポンピングだけでも十分満足だった。買い物袋を前後に振ることで生まれる力を推進力に変えるトリック(?)も生み出した。普通にプッシュしたほうが断然早いが。

 

これまで乗ってきたミニクルーザーを数えてみると6台もあった。

 

1)スケボーを始めるきっかけになった偽物のペニー22インチ。

f:id:ISUZU_SK8:20201222112613j:plain

 

2)もっとも長く乗って愛着のあったsector9の25インチ

f:id:ISUZU_SK8:20201222112738j:plain

 

3)エクストリームで買った28インチのブランクデッキ

f:id:ISUZU_SK8:20201222112756j:plain

 

4)漁業網をリサイクルしたと言われるBureoの25インチ

f:id:ISUZU_SK8:20201222112813j:plain

 

5)s3storeのETOW24インチ

f:id:ISUZU_SK8:20201222112826j:plain

 

6)Penny22インチ

f:id:ISUZU_SK8:20201222112841j:plain

 

今手元に乗れる状態で残っているのはPennyの22インチだけ。 ETOWもデッキだけ残しているが放置状態。

 

すぐに乗れて、持ち運びも楽で、音も静か。ウィールも60ミリ前後にしておくとそこそこスピードも出る。ゆるーいパンピングでも、ご老人が漕ぐ自転車くらいのスピードは出てた。

 

なんで6台も所有することになったのか? クルーザーって乗り味に凝りだすと、泥沼化していくというのか、いろいろ試したくなった結果だった。

 

全長、全幅、ウィールベース、コンケーブのいずれかが変わるだけでも、乗り味が変わってくる。そしてトラック、ライザーパッド、ブッシュ、ベアリング、ウィールなどにもこだわりだすと、さらに複雑化した沼化の一途を辿ったのだが…。

 

ここがストリートデッキとの大きな違いのような気がする。ストリートデッキのセットアップにこだわりはほとんどない。ロートラックよりハイのほうが使いやすい、くらいで。

 

今はひとしきり熱も冷めて、ミニクルーザーに乗る時間はかなり減った。Pennyの22インチの難しさに手こずっている。

 

6台乗った結論としては、ミニクルーザーを始めて手に入れるなら、27インチ前後がおすすめだ。22インチは難しすぎると思う…。

 

個々のデッキやセットアップについては、稿を改めて記していきたい。

 

mojisk8.hatenadiary.jp