スケボーのケガの応急処置――アイスノンの代わりに
先日プロテクターのことを書いた矢先に、ケガをした。
ショービットの練習をしてた。止まったままなら、3回に2回は成功しはじめてきてる。楽しい。跳んでは回し、跳んでは回し。トリックが出来るのはこんな楽しいのか。
いい調子で回してたその時。
デッキの回し方が悪かったのか、着地がまずかったのか、前足(レギュラースタンスなので左足)がノーズを踏み込んだ。
となるとテールが上がる。
上がってきたテールが右足のスネのてっぺんというのか膝の真下を直撃した。
フラットでの慣れてきてるトリックの練習だったので、付けてたプロテクターはリストガードだけ。
デッキを打ち付けた痛みで、うずくまるほどではないけど、痛みが引くまでしばし休憩。スマホのradikoでナイツのラジオを聴いて過ごす。
しばらくすると痛みもだいたい収まってきた。たいしたことないんだ。さあ練習再開。
ショービットも回すほど、バチッときまることが多くなってきて、これまた楽しい。勢いよく回ってきたデッキを前足が剛速球を受け止めるキャッチャーミットばりにキャッチする。そろそろ滑りながらもできんちゃうん、と自信もついてくる。
という時に、またまた着地に失敗というのか回すのに失敗というのか、前足がノーズを踏み込む。テールが跳ねる。同じ場所を強打する。休む。さっきより痛みが続く。ワイヤレスイヤホンでナイツのラジオを聴いて過ごす。いつのまにか痛みは引いている。この時は全然大したことなかったんです。この時は。
そんなこんなで休み休み練習し、充実感を覚えて帰路につく。自転車を30分漕いで、スーパーで買い物して、一休みすることもなしに台所で料理をして、缶チューハイをあけて肉じゃがをつつく。台所になにかを取りにいくために椅子から立ち上がろうとすると、膝下に激痛が。
あれー、と思って見てみると、ひっくり返したスピーカーのコーンのように膝下が見事に腫れ上がってる。痛いはずだわ。てかこんなに時間が経ってから痛みや腫れって出てくるの⁉
膝が曲げられずまともに歩けない。スマホでググると応急処置は、アイシングらしい。
ほうほうの体で台所まで行くが、家にアイシング用のアイスノンとか常備してない。まいったけど、なにもしないままだと回復に時間がかかるのも嫌だし、なにかないかと冷蔵庫を探すとありました。

冷凍ご飯(笑)。
一番冷えるのがこれなので、タオルに巻いて痛みにあてる。
ところが、冷えることは冷えるんだけど、形状的に患部に一致しない。あたりまえですわな。
困ったな、ってんで、どうしようか考えて、とりあえず水道水をゆるめに絞ったタオルをジップロックに入れてインスタントアイスノンを作ったところ、これが悪くなかったです。

本家アイスノンほど保冷力はない患部の凹凸にもフィットするし。何度か水を絞り直して使ってみて、今は氷を数個包んでます。
ジップロックはフリーザーパックってやつでサイズはSです。薄手のスポーツタオルなら大きさ的にちょうどいい感じです。
スケボー用品というと、デッキやウィールばかりに目が行きがちですが、ケア用品も揃えとくにこしたことはないですね。ムラスポでも扱ってくれたら売れそうだけどアイスノン。あるいはジップロック。🛹