ペニーでプッシュ! ターン! クルージング!
久しぶりに乗ると楽しいですねー! ペニー! 22インチ!
これまでいろいろなクルーザーに乗ってきました。22インチ以外にも、25インチ、27インチ、30インチ、34インチと。
クルーザーはどのサイズも楽しさがありますが、ペニーの22インチの楽しさが一番独特だと思います。なぜか?
それは小ささに起因する「扱いにくさ」ではないかと。
ミニクルーザーサイズで安定感を求めるなら27インチが間違いないです。ペニーでいうと「ニッケル」ですね。「扱いやすい」です。
ニッケルより2インチ短いですが、セクター9の25インチはめちゃくちゃ乗りました。昔は楽天で1万円しないくらいで並行輸入ものが買えた記憶があるんですが、今は同じサイズのよく似たもので2万円だったりするんですね…。
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クルーザーとして滑るなら、30インチのストリートデッキでソフトウィールに履き替えるだけで十分です。OJウィールの55ミリなら、ハイトラックだとライザーパッドなしでも大丈夫だったりします(乗る人の体重や荷重のかけ方にもよるので、必ず自分で確かめてください)
今、自分のメインのスケボーは、8.25インチのストリートデッキに、フィルムトラックの5.5に、OJの55ミリのセットアップです。OJウィールのスーパージュースは、ハードウィールに比べて横幅が広い分地面の食いつきがよく、大柄で重いので、飛んだり跳ねたりのトリックにはすこし不向きですが、走破性がいいので、荒れた路面でもスピードが出やすく、スラッピーはやりやすいです。音が静かなのも扱いやすいです。
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楽天最安値のフィルムトラックはこのお店!
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クルーザーで34インチになると、ウィールベースも大きいし、RKPトラックを使うと、TKPトラックとは違う粘っこいカービングの楽しさも味わえます。ゆる坂で多少のスピードに乗せていっても安定感もありまし、ロンスケの動画での定番のステップも踏もうと思えば踏めます。あれって、軽やかに見えますけど、やってみると超怖いっすよ…。
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というわけで、どのサイズのクルーザーであっても楽しさはあるんですが、ペニー22インチがもっとも扱いにくく、難しく、まっすぐプッシュするだけでハラハラさせられます。言い換えると「スリル」がたまりません。
ペニー22インチって、よほどのツワモノでないと、いわゆる「トリック」は難しいでしょう。You Tubeでも少なくない動画が上がっていますが、初心者の方は「できない」と思って買ったほうが無難です。
デッキが小さいのでちょっとでもバランスを崩すと板から落ちます。
トラックが小さいので、カーブに入ったときも、バランスが少し崩れると、総崩れになります。
You Tubeならラクラクにできそうな「パンピング」も、軽やかに自在に踏み込もうとしても、なかなかかんたんではありません。
それでも楽しい。
ランプにドロップインしてスピードに突っ込んでいく興奮もあれば、ペニーを全力でプッシュして我を忘れる爽快感もある。
飛んだり跳ねたりするトリックのスリルもあれば、ペニーだとターンするだけでもぞくぞくする。
トリックの練習に没頭する楽しさもあれば、ペニーで景色を楽しみながらのんびりクルージングする楽しさもある。
プッシュ! ターン! クルージング! それだけ! それだけが楽しい!
ハードウィールだとアスファルトをガリガリしちゃって感じにくい「風を切って走る」というスケートボードの根っこの楽しさを、もっとも濃密に味あわせてくれるペニーは、一時期のブームは落ち着いているかもですけど、今でもいつまでもおすすめです!
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このデザイン、欲しい…
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デッキもトラックもウィールも同じ色のこれも欲しい…
はじめのうちは、プロテクターは付けておいたほうがいいと思います。何度転けたことか…。リンクはインラインスケート用ですが、基本的に同じです。私も最初は同じものをずっと使ってました。K2というメーカーもインラインスケートでは有名です。
予算の都合でセット購入はむずかしくても、リストガードだけでも入手したほうがいいかと。病院に行くと、これくらい一発で出ていっちゃいます。
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今やペニーで滑るときに被ることはありませんけど、ランプで滑るときにヘルメットはこれを使っています。サイズ選びとしては、XLにして防止の上に被るようにすればよかったと後悔しています…。
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