トラックを測ってみました。フィルムトラックス 5.5とインディペンデント 144の違い
スラッピーの練習を始めて、気づけば早くも4ヶ月。週1〜2回、1回あたり1〜2時間の練習でハンガーは順調に削れ、横から見るにそろそろ車軸が覗き始めそうです。
ほっとくと、フロントのハンバーばかり削れるので、こまめに前後のハンガーを取り替えて使ってきました。それでも自分の使い方でも、これくらい削れています。体感的には、抜重のタイミングが合ってきてから、削れる速度は遅くなりました。練習を始めて間もない頃、全力プッシュから縁石にハンガーが当たって終了…の頃が最も削れていた気がします。
去年の春先の、スケボーギアが全く手に入らなかった時期がトラウマで、自分の使っているギアはストックを持つことにしています。あの頃のことを覚えている人いますか? どこのショップに行っても、デッキもトラックもウィールもなかった、2020年の一回目の緊急事態宣言明けの頃のことを…。スピットファイアのウィールもベンチャーのトラックも、メルカリで高騰し、怪しげな出品もいくつもありましたよね。スクショ撮っておけばよかったなー。
2021年の今再び、ウッドショックの影響で、デッキが入って来ないなんて話も出始めています。引き続き油断できない世情なので、今のうちに次のトラックを入手することにしました。
↓名店fwskateさんのブログ。ウッドショックでデッキが入荷しないことが記されています。
yoshi-mylifeisgood.blogspot.com
トラックはインディを使っていました。なんの不満もなく、引き続き使いたかったのですが、唯一のネックが価格。スラッピーだとゴリゴリハンガーを削るので、1セット9,000円近くのインディはなかなかの出費です。いや、いろんな意味での満足度を考えると、インディも決して高くはないのですが、できれば出費は抑えたい。そこで楽天でいろいろ探していくと、自分にとってよさげなトラックを見つけました。それがフィルムトラックスでした。
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「(キングピンの)ナットを低めに設計しているのでグラインド時に引っ掛かりを軽減し、slappy系にも対応」とありました。
パッと見分かりにくいのですが、ロゴマークはスラッピーでおなじみの真っ赤なパーキングブロックです。
しかも値段も安い! 今書いている時点で、前後セットで5,104円です。楽天のポイントもあったので、実質4,000円くらいで入手できました。
今回トラックを購入するにあたり、WEBショップをいろいろ見ていたのですが、クルマでいうところの諸元表のようなものがなく、比較が不便だったので、せっかくなので自分の備忘録も兼ねて、インディペンデントとフィルムトラックスを計測して比較してみました。
素人が100均のメジャーで測っただけで、しかも測るたびにかすみ目なのかなんなのか、1mm2mmぶれるような計測なので、あくまでも参考程度にしてください。
数字を見ると、だいたいインディの144とほとんど変わりません。
重量だけがフィルムのほうがあきらかに軽いです。インディはゴリゴリに削られてからの重量なので、新品時の重量だともう少し差があったんじゃないかと思います。
フィルムのほうのセールスポイントであるキングピンの位置は、インディよりも低いです。キングピンの先端と、車軸の位置を見ると一目瞭然ではないかと。フィルムのキングピンの位置は車軸の中央より下でとどまっていますが、インディは車軸を超えています。
あと購入前に気になっていたのが商品説明のこの一節でした。
「ブッシュの形が特徴的で、芯がずれないようハンガー設置面が凸状になっていて内部にはめ込む形状になっています」
どれどれとハンガーを外してひっくり返すと、こんな感じです。
以上がフィルムトラックスの特徴でした。使い心地はしばらく使い込んでからアップしようと思います。
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フィルムトラックスの動画