スケシューいろいろ。初心者はペタペタソールがいいかもしれない。
スーツを着る業種ではないので、仕事中も休みの日もスニーカーしか履かない。
休みの日はスケボーをするので、選ぶスニーカーは自ずとスケートボード用のスニーカーになりがちだ。スケボーを始めてから約3年、スケシューしか買ってない。
自分の滑り方を振り返ると、ごくごく最近までオーリーをはじめトリックらしいトリックをしなかったので、スケシューである必然性はなかったのだけど、「いつなんどきスケートボードに乗るかもしれない」というオブセッションから、スケシュー以外の選択肢はなかった。
万が一、仕事中に取引先の営業マンがスケートボードでやってきたとしたら。
「ちょっと乗らせてよ」と言えるために、スケートボードシューズを選び続けてきた。履き続けてきた。乗ったところで、なにが出来るわけでもないのだが、往々にしてそういう極端な仮定に対する備えをする人生を歩んできた。よかったのかどうかは分からない。
普段履きを考えると、クッション性にも優れたスケシューのほうがいい。となると、自分の経験の範囲では、NIKE SBが一番よかった。ジャノスキーは3足は買ってる。デザインだけならVANSがいいのだけれど、普段履きにはしんどかった。ハイテクじゃないDCも同じく。
しかしスケボーを始めて3年を経て分かった。
取引先がスケートボードでやってくることなどありはしない。
仕事中にスケートボードを乗ることなどない。
おれのオブセッションはなんだったんだ。
となると、スケシューに普段履きの快適さと、デッキの扱いやすさの両方を求める必要はないではないか。スケシューはスケシューらしく、スケートボードをしやすいものを選べばいいではないか。普段履きは、快適性重視でスケシュー以外から選べばいいではないか。
それが最近の心境である。
しかし、じゃあスケシュー以外で魅力を感じるスニーカーがあるかといえば、なかなかないんですな、これが。
なので結局スケシューしか購入候補に上がらないんですけど、ひとつだけスケシュー以外で魅力的なやつがありました。
ワークマンのERAです(笑)。
結局スケシューみたいなもんですけどね。
このスニーカーの履き心地についてはまた後日。
なんにせよ、スケート初心者は、普段履きの快適さよりも、普段履きが多少不快でも、ペタペタな薄底ソールのほうが、スケートはしやすいと思う。昔で例えると体育館シューズみたいなスニーカーがいいのだと思う。